DSC04835-2.jpg

ヘルスケアアプリ「HELPO」での薬剤師相談、部門横断のプロジェクトにも積極的に参画している市毛さん。ドラッグストアからの転職を経て、薬剤師としての現在の業務や仕事のやりがい、入社前後のギャップなどについて話を伺いました。

ドラッグストアでの「もどかしさ」から、スタートアップへ

――学生時代はどんな学生でしたか?

元々花粉症持ちで学生時代に薬局で薬剤師さんによくお世話になっていました。優しく、丁寧で的確な指導をして下さる姿がカッコ良いなと思い、薬剤師になることを決めました。

大学ではそれなりに遊ぶこともありましたが、6年間勉学に集中していました。苦楽を共にした大学時代の同期とは今でもたまに会って情報交換しています。

――1社目にドラッグストアを選んだ理由を教えてください。

大学の研究室でセルフメディケーションと製剤学の研究をしていて、薬に頼らずに食事や運動習慣の改善のみで生活習慣病が改善される事例を目にしました。ドラッグストアであれば、一般的な薬局と比較してOTC医薬品以外に健康食品など商材も多く扱っているので、セルフメディケーションに寄与できると思いました。

――転職を考え始めた理由を教えてください。

より多くの方に貢献したいという想いが強くなり、転職することを決めました。ドラッグストアでは、対面接客ならではのコミュニケーションを取りながら接客が出来てやりがいを感じる一方で、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、わざわざ遠方から足を運んでくださっていた方もお越しいただきにくくなり、郵送対応が増えるにつれてコミュニケーション機会も減り、セルフメディケーションに介入できないもどかしさを感じるようになりました。

ヘルスケアテクノロジーズの求人紹介を受けた時は、IT・通信主体のソフトバンクグループが薬剤師!?という印象でしたが、実際に提供するサービスの情報を見た時に、時間や場所に左右されずに多くの方のサポートが出来ることはもちろん、セルフメディケーションもサービスを通じて実現できると思って選考を受け、入社を決めました。

DSC04903-2.jpg

チームで連携し、ユーザーに寄り添う

――どのような業務を行っていますか?

HELPOを通じて全国から寄せられる心や身体に関する相談にチャットで応対しています。ユーザーの心身の症状や健康診断結果、介護、育児まで幅広い相談を受け、ユーザーに寄り添ってコミュニケーションします。薬剤師としてお薬の紹介や適切なアドバイスを医師や看護師含むチームで連携しながら行っています。

また相談の質の向上のために、市販薬に関する情報収集や薬に関するマニュアルの作成をしたり、社内に複数ある部門横断でのプロジェクトに私も参画したりしています。現在はユーザーへのメルマガコンテンツをマーケティングチームと一緒に考えたり、EコマースチームとECサイトで紹介する薬について話し合ったりしています。

――入社後にギャップはありましたか?